ペニシリンの効く仕組み |
2012/06/04 カテゴリー/医療
真正菌の細胞壁の主成分であるペプチドグリカンを合成する酵素と結合し、その活性を阻害することで、ペニシリンが作用した真正菌はペプチドグリカンを作れなくなり、その分裂にともなって細胞壁が薄くなり増殖が抑制される。
また細菌は細胞質の浸透圧が、動物の体液よりも一般的に高いため、細胞壁が薄くなることで、外液との浸透圧の差から細胞に外液が流入し、最終的には溶菌を起こして死滅する。
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カルシウムパラドックスⅠ |
2011/06/19 カテゴリー/医療
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カルシウムパラドックスとは、カルシウムの摂取量が多い国に骨の疾患が多いという現象で、骨の材料となっているカルシウムを摂取しているにもかかわらず、骨折や骨粗鬆症が多いという、逆説的なことが起こっていることから、このように呼ばれている。(引用:ウキペディア)
カルシウムパラドックスとは、カルシウムの摂取量が多い国に骨の疾患が多いという現象で、骨の材料となっているカルシウムを摂取しているにもかかわらず、骨折や骨粗鬆症が多いという、逆説的なことが起こっていることから、このように呼ばれている。(引用:ウキペディア)
■ カルシウムの石灰化の原因はカルシウム不足!
今までは人体内で細胞や臓器などにカルシウムが付着し、石灰化する現象はカルシウムの摂りすぎだと言われていた時もありましたが、実はその逆で、カルシウム不足がその原因だったということです。
今までは人体内で細胞や臓器などにカルシウムが付着し、石灰化する現象はカルシウムの摂りすぎだと言われていた時もありましたが、実はその逆で、カルシウム不足がその原因だったということです。
人間の人体は実によく出来ていて、ミトコンドリアでは水素イオン濃度勾配(プロトンポンプ)を利用して、人間の活動に必要なエネルギーの元であるATPを生産したり、ナトリウムポンプのようにATPのリン酸基の結合エネルギーを利用して、細胞膜の内外でナトリウムイオン(Na+)とカリウムイオン(K+)のやりとりをおこなうことで、神経細胞の情報伝達などに関与したり、またカルシウムポンプのように細胞の内外でのカルシウムイオン濃度を一定に保つ(10000:1)働きをする事によってイオンバランスを整えて人体の恒常性(ホメオスタシス)を維持しています。
ではなぜ、カルシウム不足が臓器や器官にカルシウムの付着や石灰化を招くのかを簡単に見て見ましょう。
カルシウムの石灰化は短期間に起こるというより相当な時間をかけて徐々に起こったといえます。
■ カルシウム不足と「副甲状腺ホルモン」
血液中のカルシウム濃度は副甲状腺ホルモンと甲状腺細胞から作られるカルシトニン(骨の分解を抑制するホルモン)というホルモンで調整されています。
人間の身体でカルシウムが不足すると、体は自分の骨を溶かしてその分を補おうとします。
その時に働くのが「副甲状腺ホルモン」で、そのホルモンによって、何年も何十年もかけて溶かし出された余分なカルシウムが少しずつ骨や血管や細胞などに沈着し、最後には石灰化してしまいます。
人間の身体でカルシウムが不足すると、体は自分の骨を溶かしてその分を補おうとします。
その時に働くのが「副甲状腺ホルモン」で、そのホルモンによって、何年も何十年もかけて溶かし出された余分なカルシウムが少しずつ骨や血管や細胞などに沈着し、最後には石灰化してしまいます。
また、カルシウムは脳の指令を全身の細胞に伝える情報伝達や、人体細胞組織の代謝をコントロールしています。
ですから、カルシウム不足はこのコントロール機能に致命傷を与えるので、その体の生命を守るために自らの骨のカルシウムを利用しようとしているということです。
しかし、実際は必要以上にカルシウムが溶け出すので問題が発生してくることになります。
骨の溶解が進むと、骨粗鬆症の原因ともなってしまいます。
一方、骨から溶けだしたカルシウムが血中に溢れると、本来入ってはいけない組織に入って、動脈硬化や免疫力の低下、老化などを促進すると言われています。
→ カルシウムパラドックスⅡに続く