カルシウムパラドックスⅡ |
2013/01/26 カテゴリー/医療
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■ 腎臓の働きと骨粗鬆症
腎臓はpHが5以下の尿を排泄することが出来ないので、体液が酸性に傾くと、どうしてもこれを中和するためのアルカリが必要となります。
このアルカリ源として、カルシウムが用いられ、細胞内の微量カルシウムを用いることはできないので、骨のカルシウムがこれに用いられることになります。
その結果、骨粗鬆症などを招く事になります。
■ 腎臓の働きと骨粗鬆症
腎臓はpHが5以下の尿を排泄することが出来ないので、体液が酸性に傾くと、どうしてもこれを中和するためのアルカリが必要となります。
このアルカリ源として、カルシウムが用いられ、細胞内の微量カルシウムを用いることはできないので、骨のカルシウムがこれに用いられることになります。
その結果、骨粗鬆症などを招く事になります。
このヒドロキシアパタイトが再石灰化(結石など)の原因を作っています。
このヒドロキシアパタイトによって細胞が機能不全に陥り、それが免疫細胞であれば、機能不全によって抗体の生成が円滑に行かなくなり、アトピーなどの病気の原因になったりします。
■ カルシウムポンプ
また、血液中のカルシウムの濃度は血液100mg中10mgを保たなければなりませんし、細胞の内外では先ほど述べたように代謝機能の維持のためには、一定の濃度とpH値(7.4±0.05)を保たなければなりません。
細胞の内外ではカルシウムポンプがその重要なコントロールの役割をはたしていますが、一旦このコントロール機能が狂って、バランスが崩れて様々の病気を発症してしまったら、相当慎重に対処しないと改善は難しいです。
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