酸化還元電位 |
2011/01/30 カテゴリー/「お助け」用語辞書
酸化還元電位(さんかかんげんでんい、Redox potentialもしくはOxidation-reduction Potential; ORP)とは、ある酸化還元反応系における電子のやり取りの際に発生する電位(正しくは電極電位)のことである。物質の電子の放出しやすさ、あるいは受け取りやすさを定量的に評価する尺度でもある。単位はボルト(V)を用い、電極電位の基準には以下の半反応式で表される酸化還元反応を用いる。
2H+ + 2e- ⇔ H2
つまり水素ガス分圧が1気圧、水素イオンの活量が1のとき(これを標準水素電極と呼ぶ)の電極電位を0 Vと定義する。この半反応を基準とし、任意の酸化還元反応の電極電位が決定される。すなわち、標準水素電極(SHE; standard hydrogen electrodeもしくはNHE; normal hydrogen electrode)を陰極反応、電極電位を求めたい酸化還元反応を陽極反応にそれぞれ使い、電池を組み立てたときの電池の起電力が、求めたい電極電位となる。このとき、電極電位を求めたい酸化還元反応に関与する物質の活量(あるいは分圧)がすべて1の場合の電極電位を特に、標準酸化還元電位(ひょうじゅん-)あるいは標準電極電位と呼んでいる。
なお基準として用いた標準水素電極(SHE)は水素イオンの活量が1すなわち水素イオン指数がゼロ(pH 0)の環境であり生化学ではこうした極限状態の値では参考にならないためにpH 7での電位を求める中間酸化還元電位(ちゅうかん-、中点とも表記することがある)を基準に用いることがあるが、特に断ることなしにこれを単に酸化還元電位と書くことが多い。(引用-wikipedia)
普通水道水には、ダムに注ぎ込む酸性雨や農薬等の影響もあって人間にとって有害なベンゼンやクロロホルム、トリハロメタンといった有機化合物や鉛、ヒ素、水銀、カドミウム、六価クロム等の重金属類や塩素、フェノール類が混入しています。水質の基準値は設けられていますが飲み続けると様々な病気の引き金ともなりかねません。水道水をそのまま飲み続ければ様々の病気を誘発すると、警鐘を鳴らす識者もいます。
① 有害不純物がない こと、② 酸化還元電位が低い こと、③ 活性水素が豊富に含まれている ことが体に良い水の条件となりますが、酸化還元電位だけの一応のデータを掲載しますので下記を参考にして下さい。
※ 酸化還元電位(単位 mv)
① 一般の水道水 +300~+700
② 大分 日田天領水 +237
③ 神戸 六甲の名水 +230
④ トラコテの水、ルルドの水 -50~-80
⑤ 人間の臓器…平均値で 約 -100位とされる
⑥ ミネラル還元水・天然の還元水 0~-199
⑦ 電解還元水 -200以上
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