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2024/05/02  カテゴリー/

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ADG(Anti Drug Gene)

2012/05/30  カテゴリー/「お助け」用語辞書

ADG(アンチドラッグジーン)とは、癌細胞が抗がん剤治療などによって、自己防衛の手段として、自己の遺伝子を変化させ、抗がん剤に対する「耐性」を備えることによって、抗がん剤が全く無力になる状態を言い、薬剤耐性遺伝子のことを指して言う言葉です。

1985年、アメリカのNCI(National Cancer Institute/アメリカ国立癌研究所)のデヴィタ所長が、アメリカ議会証言で、「抗がん剤は全く無力であり、・・・我々は深い絶望感にとらわれている」と発言し、その根拠がこのADGの問題であり、抗がん剤治療を4週間以上続けると、癌細胞のADG(反抗がん剤遺伝子)が作動して、抗がん剤が全く効かなくなるという衝撃の事実を報告しました。

日本ではその議会証言に激震が走りましたが、国や製薬会社、メディア等が既得権益保護のために、その情報を故意に報道規制したため、このADGの問題を知っている人が殆どいない状態となり、医師でもこのADGに対しして無知な人がたくさんいるとのことであります。(医療ジャーナリスト 船瀬俊介氏の発言)

ですから厚生労働省の抗がん剤の認可基準に、4週間以内に被験者10人中に1人でも、薬剤投与によって腫瘍の縮小がみられれば、「効果あり」で、抗がん剤として認可されている事実があり、4週間を超えるとこのADG作動の問題が出てきて極めて不都合になるので、期間を区切っているということです。

4週間単位でいろんな抗がん剤を使用しているうちに、かえって症状が悪化し、免疫機能や造血機能が壊滅的打撃を受け、最後は敗血症多臓器不全で死に至るというものです。




 

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クレアチニン値

2012/04/07  カテゴリー/「お助け」用語辞書

クレアチニン値
 
≪正常値≫
▼ 施設によって若干数値が異なる
  男性 女性
血清クレアチニン(Cr)値 0.6~1.2(mg/dl) 0.4~1.0(mg/dl)
尿中クレアチニン(Cr)濃度 20~26mg/kg/日 14~22mg/kg/日
 
クレアチニン(Cr:creatinine)は、筋肉へのエネルギーの供給減であるレアチンリン酸(エネルギー貯蔵物質)が、ADPから無酸素的なATP(エネルギー通貨)を生成する際に代謝される産物(老廃物)で、発生したクレアチニンの大部分は腎臓において濾過されて体外に排出されます。
 
しかし腎臓の機能が低下したり、障害が生じたりすると、濾過しきれずに血中に残るようになります。
 
ですから採血によって、血清クレアチニンを検査したり、尿中のクレアチニン濃度を検査することによって、腎機能の状態を知ることが出来ます。
 
しかし、血中のクレアチニンの濃度は腎機能がかなり低下してからでないと大きく変動しないので注意が必要です。
 
値が高い場合は、腎炎、腎不全、腎結石、前立腺肥大、尿毒症、脱水症が疑われ、低い場合は尿崩症、筋ジストロフィーなどが疑われます。




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ヌクレオチドとは

2012/04/07  カテゴリー/「お助け」用語辞書

ヌクレオチドはヌクレオシド(アデニン、グアニンなどのプリン塩基やチミン、シトシン、ウラシルなどのピリミジン塩基が五単糖の1位にグリコシド結合した化合物)にリン酸基が結合した物質で、DNAやRNAを構成する単位です。





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クレアチンリン酸(CrP)

2012/04/07  カテゴリー/「お助け」用語辞書

クレアチンリン酸はアミノ酸の一種であるクレアチンがリン酸化されたもので、肝臓で合成され、血液によって筋肉に運ばれます。
 
筋収縮の直接的なエネルギー源はATP(アデノシン三リン酸)であり、ATP
が分解されてADP(アデノシン二リン酸)になるとき放出されるエネルギーが使われますが、ATPは筋繊維の中には僅かしかありません。ですから短距離走などの激しい運動時には大量のエネルギーが必要とされ、そんな時に登場するのがこのクレアチンリン酸です。
 
クレアチンリン酸は急速に分解してADPにリン酸基を引き渡し、速やかにATPが再合成されます。
 
しかし、クレアチンリン酸機構だけでは短時間しかATPを補充出来ないので、更に、乳酸系機構が働き始め、運動を持続させることが出来ます。
 
この二つを合わせて無酸素性エネルギー産生機構といいます。
 
ATPは生物の体内で用いられるエネルギーの保存や利用に関与するヌクレオチドで、全ての真核生物がこれを直接利用します。




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ノニの効用

2012/01/28  カテゴリー/「お助け」用語辞書

ノニは学術名をモリンダシトリフォリア(Morinda citrifolia)といい、亜熱帯から熱帯地方に広く分布して生育している植物です。

原産地はインドネシアと言われていますが、有名な産地はタヒチ(フランス領ポリネシア)、サモア、沖縄などで、市場にはタヒチアンノニ、ハワイ産ノニ、沖縄産ノニなどが出回っています。

ノニには成分としてスコポレチンプロゼロニンを初めとして、各種ビタミンやミネラル、酵素、アミノ酸(必須アミノ酸、非必須アミノ酸)など150種以上の多様な栄養素が含まれています。

特に血管拡張作用(血管を柔らかくして血圧を低下させる作用)、血小板凝集抑制作用(血液サラサラ効果)、抗ヒスタミン様作用、脳内神経伝達物質(ホルモン)であるセロトニンの分泌促進作用などを持つスコポレチンや免疫力向上や鎮痛作用のあるプロゼロニンなど、ほかの食品にはほとんど含まれていない有用成分を含有しています。

その効用をまとめて見ると、血糖値増加抑制(第97回日本病理学会壮快報告)、抗うつ作用、抗ウイルス作用、免疫力向上、抗ヒスタミン様作用などがあげられます。





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