インスリン抵抗性 |
2011/04/11 カテゴリー/生活の知恵
インスリン抵抗性とは、インスリンは十分に分泌されているのに、効き目が悪くなった結果、血糖値が下がらない状態をいいます。
すなわち、筋肉や肝臓などでインスリンの作用が低下している状態で、抵抗性が生じると、骨格筋や脂肪組織などでブドウ糖(グルコース)の細胞内への取り込みが抑制されます。
インスリン抵抗性を惹起する原因物質はいろいろ考えられていますが、その一つにTNF-α があります。(その他、脂肪酸やレジスチンなどがある)
TNF-αは白血球や脂肪細胞から多く分泌される炎症性サイトカインです。
高カロリーと運動不足によって成熟(正常)脂肪細胞(直径70~90μm)が肥大化脂肪細胞(直径130~140μm)になると、MCP-1(単球走化性タンパク質)が分泌され、それによって、単球が引き寄せられるように毛細血管から遊走し、その遊走した単球が活性化されてマクロファージとなり、脂肪細胞の周りに集まります。
このようにして生じたマクロファージ(寿命は数カ月)がTNF-αを分泌します。
そして、TNF-αは全身へ運ばれ、インスリン受容体の感受性を低下させる(インスリン抵抗性)ようになります。
また、脂肪細胞(交感神経によって支配されている)から分泌される生理活性タンパク質を総称してアディポサイトカインと言いますが、善玉アディポサイトカインとして、アディポネクチン(小型化した脂肪細胞から分泌)やレプチン(正常白色脂肪細胞から分泌)があり、悪玉アディポサイトカイン(肥大化脂肪細胞から分泌)として、TNF-α、PAI-1(プラスミノーゲン活性化抑制因子)、HB-EGF(ヘパリン結合性上皮増殖因子様増殖因子)などがあります。
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