還元水(活性水素水)とは? |
2016/06/08 カテゴリー/美容と健康
還元水は『錆(さ)びない水』として知られています。水道水や浄水に金属を入れてそのまま放置しておくと1ヶ月位もすれば溶液が赤褐色に濁ってきます。中の金属が酸化されて分解されるためです。
しかし、還元水溶液中では、1ヶ月位たっても金属が殆ど酸化されず溶液の色が殆ど変化しません。還元水は別名活性水素水と呼ばれたりしますが、その還元力は確かなものです。
そのような意味で、還元水は、金属が錆(さ)びないように、体が錆びない水ということが出来るでしょう。
医学の発達によって人間の病気の原因が様々な角度から分析検証され、治療法が確立されて、多くの病が克服できるようになりました。その中でも様々な病気の原因として知られるようになったのが活性酸素です。
「活性酸素」は細胞呼吸の代謝過程で副産物として産生されたり、外部から侵入してくる細菌などの異物を処理するために体内で作り出されたりしますが、このような代謝によって生じた過剰な活性酸素は抗酸化酵素のSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やカタラーゼなどによって体内で処理されています。
しかし、体内では代謝過程で、およそ4種類の活性酸素が発生しますが、その中でスーパーオキシドや過酸化水素などの活性酸素には抗酸化酵素で対応できても、ガンや糖尿病、心筋梗塞などの様々の病気の元凶となっている活性酸素、ヒドロキシラジカルに対してはそれを処理できる酵素は体内には存在しません。
加えて、ストレスや薬物、有害環境物質などの影響で体の抵抗力や免疫力が低下し、その過剰な活性酸素が体内の正常な細胞まで攻撃するような状況が起こってきて、様々の病気を発症するということが報告されています。
そこで注目されるようになったのが、このようなすべての活性酸素に対して、それを無害化する「活性水素」の働きです。
世界中で奇跡の水と呼ばれている水に共通しているのは 溶存水素の濃度が高い ことです。このような水を飲むことによって、体内の「活性酸素」と「活性水素」が結びついて安全な水となって体外に排泄され、症状が改善されると考えられています。
世界的に知られていて、多くの奇跡を起こしているフランスのルルドの水やメキシコのトラコテの水、ドイツのノルデナウの水などは他の水と比べて特徴的なのが水素豊富水だということです。そのような意味では還元水は「名水を越えた水」ということが出来るかも知れません。
※ トラコテの水には通常の水の約10倍の「活性水素」が含まれていること
が分かっています。
人の健康にとって好ましくない残留塩素やトリハロメタン、硝酸窒素、またカドミウム、水銀、鉛、ヒ素、六価クロムといった人体に有害な重金属類、カビ、原虫などを取り除く性能は勿論ですが、更に美味しく健康に寄与する水として研究されたのが還元水(活性水素水)だということが出来ます。
体によい水の条件は
① 水素を多く含んでいること
② 水分子のクラスター(水素結合による集合体)が小さいこと
③ 酸化還元電位が低いこと(0mV以下)
≪ あまり低すぎても不可 ≫ などが挙げられます。
淨活水器(宝石セラミックス還元水生成器)や電解還元水生成器はメーカーによってその性能の差はあると思いますが、価格が高いだけが決して良いものとはいえませんので、見かけより内容の確かなものを選びましょう。
お勧めの活性水素水生成器は「エレン整水器」です。
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