発芽玄米の効用 |
2013/03/18 カテゴリー/美容と健康
玄米は白米に比べ栄養価が高く、白米には含まれていないビタミンB1やミネラルを豊富に含んでいます。
また、発芽玄米になると、発芽を促進させる酵素作用などによって、更に栄養豊富となり、消化吸収も良くなり、食味も良くなります。
発芽玄米は玄米と違って普通の炊飯器で炊飯しても比較的消化が良く、吸収が穏やかなので、糖尿病の人の糖質制限食などに最適です。
従来の玄米ではフィチン酸によるミネラルの吸収が抑制されがちでしたが、発芽玄米ではフィチン酸の作用が抑えられ、吸収が効率よく行われると言われています。
発芽玄米では血圧上昇を抑制する働きを持つガンマアミノ酪酸(通称ギャバ)が玄米の10倍程度含有されています。
コメアレルギーの原因となるアレルゲンが白米や玄米より低減化されることも分かって来ました。
≪発芽玄米の効用≫
① 血中の解毒作用を持つホモシスティンチオラクトナーゼの活性を高める
② 糖尿病の合併症である神経障害の抑制効果
③ 動脈硬化のリスクの軽減
④ うつ、疲労などの総合感情障害度(TMD)を低減させせ、ストレスを抑制
⑤ 母乳中の免疫成分の増加
⑥ フィチン酸の働きにより、尿路結石・腎結石の予防、歯垢形成の抑制や
乳がん、肺がん、皮膚がん、大腸がんなどの予防に有効
発芽玄米に含有される主な成分は、ビタミンB1・ビタミンE・カルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウム・亜鉛・ガンマアミノ酪酸・ガンマオリザノール・IP6・総フェルラ酸・総イノシトール・炭水化物・脂質・食物繊維などです。
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