忍者ブログ

[PR]

2024/04/20  カテゴリー/

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

血清タンパクと「抗体」(ヒト免疫グロブリン)

2013/01/27  カテゴリー/医療

人間の血清タンパクは主にアルブミンとグロブリンで、グロブリンにはα1、α2、β、γの4種類があり、全体で5種類あります。
人間の免疫作用で最も重要なのがこのγ-グロブリンで、微生物(細菌、ウイルス、カビなど)を攻撃する「抗体」として働きます。
 
この抗体(ヒト免疫グロブリン)はμ、δ、γ、ε、αの5種類に分けられ、クラス又はインタイプと呼ばれています。
また、このクラスと抗体の種類との対応はそれぞれ、下記のようになっています。
 
     μ→IgM
     δ→IgD
     γ→IgG
     ε→IgE
     α→IgA

 
   ≫「抗体」という名は抗原に結合するという機能を重視した名称で、
     物質としては免疫グロブリン(immunoglobulin)と呼ばれる。
     「Ig(アイジー)」と略される。
     すべての抗体は免疫グロブリンであり、血漿中のγ(ガンマ)
     グロブリンにあたる。
 
血漿中に存在するタンパクの多くはアルブミン(A)とグロブリン(G)ですが、この血清アルブミンは血清中のタンパクの50~65%を占めています。
 
また、血清タンパクの基準値は

 ・ 総タンパク 6.5~8.0g/dl
 ・ アルブミン 4.0g/dl以上
 ・ A/G比 1.2~2.0
 ・ γ-グロブリン 0.7~1.8g/dl

となっています。





拍手[0回]

PR

この記事へのコメント

コメントを書く

文字色
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字