血清タンパクと「抗体」(ヒト免疫グロブリン) |
2013/01/27 カテゴリー/医療
人間の血清タンパクは主にアルブミンとグロブリンで、グロブリンにはα1、α2、β、γの4種類があり、全体で5種類あります。
人間の免疫作用で最も重要なのがこのγ-グロブリンで、微生物(細菌、ウイルス、カビなど)を攻撃する「抗体」として働きます。
この抗体(ヒト免疫グロブリン)はμ、δ、γ、ε、αの5種類に分けられ、クラス又はインタイプと呼ばれています。
また、このクラスと抗体の種類との対応はそれぞれ、下記のようになっています。
μ→IgM
δ→IgD
γ→IgG
ε→IgE
α→IgA
≫「抗体」という名は抗原に結合するという機能を重視した名称で、
物質としては免疫グロブリン(immunoglobulin)と呼ばれる。
「Ig(アイジー)」と略される。
すべての抗体は免疫グロブリンであり、血漿中のγ(ガンマ)
グロブリンにあたる。
血漿中に存在するタンパクの多くはアルブミン(A)とグロブリン(G)ですが、この血清アルブミンは血清中のタンパクの50~65%を占めています。
また、血清タンパクの基準値は
・ 総タンパク 6.5~8.0g/dl
・ アルブミン 4.0g/dl以上
・ A/G比 1.2~2.0
・ γ-グロブリン 0.7~1.8g/dl
となっています。
人間の免疫作用で最も重要なのがこのγ-グロブリンで、微生物(細菌、ウイルス、カビなど)を攻撃する「抗体」として働きます。
この抗体(ヒト免疫グロブリン)はμ、δ、γ、ε、αの5種類に分けられ、クラス又はインタイプと呼ばれています。
また、このクラスと抗体の種類との対応はそれぞれ、下記のようになっています。
μ→IgM
δ→IgD
γ→IgG
ε→IgE
α→IgA
≫「抗体」という名は抗原に結合するという機能を重視した名称で、
物質としては免疫グロブリン(immunoglobulin)と呼ばれる。
「Ig(アイジー)」と略される。
すべての抗体は免疫グロブリンであり、血漿中のγ(ガンマ)
グロブリンにあたる。
血漿中に存在するタンパクの多くはアルブミン(A)とグロブリン(G)ですが、この血清アルブミンは血清中のタンパクの50~65%を占めています。
また、血清タンパクの基準値は
・ 総タンパク 6.5~8.0g/dl
・ アルブミン 4.0g/dl以上
・ A/G比 1.2~2.0
・ γ-グロブリン 0.7~1.8g/dl
となっています。
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