糖に反応して働く遺伝子の仕組みを突き止める |
2011/12/07 カテゴリー/健康-NEWS
東京大学の加藤茂明教授と藤木亮次助教らは、糖に反応して働く遺伝子の仕組みを突き止めた。糖の一種「N―アセチルグルコサミン」が、染色体のたんぱく質に結合し、特定の遺伝子の働きを調節していた。この仕組みを利用する物質が開発できれば、糖尿病などの新たな治療薬につながるとみている。
細胞の核内の染色体には遺伝子があり、ここに遺伝情報が書かれている。遺伝子の働きを調節する仕組みとしては「メチル化」や「リン酸化」などの化学修飾などが知られている。
[2011/12/5付 日経産業新聞]
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