高血圧・・・降圧剤のやめ方 |
2013/06/08 カテゴリー/医療
・・・薬を止める4週間ルール
ただ、薬をやめる際には、一気に薬を断ってはいけません。 まず、薬に頼らずに血圧を下げるような生活習慣を心がけることが大切です。 血圧が上がってしまう原因が、あなたの生活習慣の中にあるはずです。 その要因が何なのか考えてみましょう。思い当たる要因があるなら、第一にそれを改善する必要があります。 一般的には、よく体を動かすこと、バランスよく食べること、ストレスを上手に解消することなどが大切です。 生活習慣を見直し、自助努力を続けながら、薬を少しずつ減らします。 薬を減らす方法は、次の「薬をやめる4週間ルール」を参考にしてください。
第一週目は、まず薬の量を半分にして様子を見ます。最も注意が必要なのが、この第一週です。 薬の種類やその人の服用期間、症状の度合いによって、この半減の段階に、2~3週間かかる場合もあります。 体調が悪いなら、必ず時間をかけてください。自分の体調と相談しながら、焦らず、ぼちぼち行うことが肝心です。 そして、この半減をクリアすることができれば、おおむね離脱は成功といえます。
第一週目で何も不具合が起こらないようなら、第二週目に薬の量をさらに半分、つまり、元の量の1/4に減らします。 第二週目も不具合が起こらないようなら、第三週目はさらに半分の量(元の量の1/8)に減らします。 これで問題がなければ、第四週目では、さらに半分の量(元の1/16)へと順次減らしていきます。 ここまで行って何も不具合が起こらなければ、第五週目以降で薬を完全に止めることになります。
繰り返しになりますが、生活習慣を見直し、自助努力を続けて、薬のいらない体を作ること、これが基本とお考えください。
≪マキノ出版ムック『壮快』の「高血圧を自力で治す本」≫
高血圧の治療に使用する薬で、カルシウム拮抗剤や・・・阻害阻害剤等は出来るだけ使用を控えなければなりません
身体の代謝システムの一部をブロックすることで、血管の平滑筋の収縮を抑えたり、アンジオテンシンⅠ阻害剤などのように、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の作用を阻害することで、血管の収縮を抑え、高血圧を強制的に抑える方法は、身体全体の代謝システムを狂わせる危険性をはらんでいます。
特に70歳以上の高齢者は高血圧になるのは自然の摂理であって、高血圧だからこそ長生きできる自然の法則があります。
70歳以上の高齢者では、数々の臨床データより、180/100までは問題ないと断言する無欲な、心ある医師もいるのです。
高血圧は身体の防御システムが作動した結果であって、致命的な高血圧でない限り、食餌療法でしっかり改善できます。
高血圧はストレスや腎機能の低下、動脈硬化など様々の複合的要因で惹起されるものですので、対処療法的にすぐ薬で対処しようとするような安易な考えは禁物です。
高血圧を治そうそして、かえって他の病気を併発しかねません。
薬物依存症になる前に、「病気の80%は自分で治す」という心構えが必要でしょう。
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MHCプラス1分子とは |
2013/05/13 カテゴリー/医療
MHCにはMHCクラス1分子とMHCクラス2分子があり、クラスI 分子は、古典的クラスI 分子(クラスIa 分子)と非古典的クラスI 分子(クラスIb 分子)に大別され、前者はCD8+T 細胞に抗原ペプチドを提示する膜タンパク質であり、生体がウイルス感染細胞やがん細胞を排除するうえで中心的な役割を果たしています。
これに対して、非古典的クラスI 分子は古典的クラスI 分子よりはるかに分子種が多く、その機能も多様であり、特殊な抗原提示機能を有するもの、ナチュラルキラー細胞の活性を制御するもの、Fc レセプターとして機能するもの、脂質代謝や鉄輸送など、免疫とは無関係な生体過程に関与するものなどが知られています。
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)についてー① |
2013/05/12 カテゴリー/医療
通常、MHCクラス1分子は自己のマーカーで、およそ全ての体細胞表面に発現していますが、腫瘍やウイルスに感染した細胞では、MHCクラス1分子の発現が低下していることがあり、キラーT細胞の抗原認識には、このMHCクラス1分子が必要なことから、遺伝子異常などでMHCクラス1分子が低下すると、T細胞の攻撃を免れてしまいます。
そこで、腫瘍やウイルスに感染した細胞を排除するために、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が動員されるこことになります。
NK細胞は自然免疫の主要因子として働く細胞傷害性リンパ球の一種(大型顆粒リンパ球)で、感染細胞などを殺すのに、T細胞とは異なり、事前に感作させておく必要がないことから、生まれつき(Natural)の細胞傷害性細胞(Killer cell)と言う意味で名付けられました。
生体内で、このナチュラルキラー細胞の活性が高まれば、生体の免疫力が向上し、ガンや感染症などの予防や治癒に強力な力を発揮します。
紫イペ、高麗人参、シモン芋、活性青汁などの食べ物のほか、活性水素水などもその働きを強力にサポートする食材として注目されています。
≪ MHCクラス1分子とは≫
MHC/主要組織適合遺伝子複合体(Major Histocompatibility Complex)の略
MHCにはMHCクラス1分子とMHCクラス2分子があり、クラスI 分子は、古典的クラスI 分子(クラスIa 分子)と非古典的クラスI 分子(クラスIb 分子)に大別され、前者はCD8+T 細胞に抗原ペプチドを提示する膜タンパク質であり、生体がウイルス感染細胞やがん細胞を排除するうえで中心的な役割を果たしています。これに対して、非古典的クラスI 分子は古典的クラスI 分子よりはるかに分子種が多く、その機能も多様であり、特殊な抗原提示機能を有するもの、ナチュラルキラー細胞の活性を制御するもの、Fc レセプターとして機能するもの、脂質代謝や鉄輸送など、免疫とは無関係な生体過程に関与するものなどが知られています。
発疹はアレルギー(食物性や接触性など)やウイルス、体内毒素(飲食物や呼吸由来の)等が原因となって起こりますが、全身性や、いわゆる部分性の発疹ではなく、帯状の発疹や疱疹は主に水疱瘡ウイルスが原因となっています。
風邪などの時に鼻の下や口の周りに出来る発疹は、口唇ヘルペスウイルスが原因ですが、帯状疱疹は体力低下や免疫力の低下などによって体内の神経節に潜んでいた水疱瘡ウイルスが活性化し、発症したものです。
水疱瘡ウイルスは、普段は問題ないのですが、風邪をひいて体力が落ちたり、高齢で抵抗力が落ちたり、抗がん剤治療などで免疫力が低下した時などに症状が現れます。
治療薬には、ゾビラックス、バルトレックスといったような抗ウイルス剤がありますが、腎機能障害などの副作用や、基礎体温の低下などを招くので、特にガンや糖尿病などの病気に罹患している人には問題です。
全般的に、一般薬剤の一番の問題点は体の酸性化と基礎体温の低下にあります。
殆どの病気は、体温低下(冷え性)と体の酸性化体質を改善出来れば、自然に治癒に向かいます。(傷口がほっておいても治るように、自然治癒力が高まることで)
ですから、出来るだけ薬剤に頼らず、体質改善を心がけ、根気よく食餌療法や環境改善(ストレスなどを受けないように)に努めることが肝要です。
白血球にはその60%を占める顆粒球と35%を占めるリンパ球、5%を占める単球の三つからなり、更に、顆粒球には好中球、好酸球、好塩基球があり、リンパ球にはNK細胞、B細胞、T細胞、NKT細胞があり、単球には単球、マクロファージ、樹状細胞があります。
≪顆粒球≫
▼ 好中球
細菌などの異物を処理し、生体を外敵から防ぐ働きをしています。顆粒球の90%は好中球で、異物に向かう遊走能と異物を取り込んで処理する貪食能があり、顆粒中の酵素や活性酸素により消化、殺菌されます。
▼ 好酸球
顆粒から特殊なたんぱくを放出して、寄生虫やその虫卵を障害したり、喘息や薬物アレルギーなどのアレルギー反応を引き起こします。
▼ 好塩基球
顆粒中にアレルギー反応の原因となるヒスタミン、ヘパリン、ロイコトリエンなどを含んでいるため、好塩基球の表面にある免疫グロブリンEに抗原が結合すると顆粒中からヒスタミンなどが放出されアレルギー反応を引き起こします。
≪リンパ球≫
▼ NK細胞
ガン細胞、老化細胞、ウイルス感染細胞などを攻撃し、破壊します。
NK細胞はT細胞と異なり、MHC分子を発現していないガン細胞を直接攻撃し、破壊できます。
▼ B細胞
B細胞は、ヘルパーT細胞の指示に基づいて抗体を作りますが、この抗体が細菌やウイルスに結合して、無力化したり、マクロファージに捕食されやすくします。
▼ T細胞
キラーT細胞、ヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞の3タイプがあります。
詳細はこちら → T細胞の働き
▼ NKT細胞
NKT細胞はNK細胞とT細胞の両方の性質を持ったリンパ球です。
≪単球≫
▼ 単球
単球は白血球の内、5%を占め、アメーバ運動を行い移動することが出来ます。細菌や異物などを細胞内酵素で消化することが出来ます。
▼ マクロファージ
単球は、組織に移行し(遊走)、マクロファージや樹状細胞などに分化し、体内の異物を取り込んで消化します。
▼ 樹状細胞
樹状細胞は体内に侵入した細菌やウイルス、ガン細胞などの異常な組織をいち早く認識し、抗原を提示し、ヘルパーT細胞へ伝える役割をします。

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