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2025/04/22  カテゴリー/

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ガン克服の指標ー④

2012/05/28  カテゴリー/生活の知恵

  ガン克服の指標-①ガン克服の指標-②ガン克服の指標-③ガン克服の指標-④

基本的に降圧剤などの薬剤使用は極力控えなければなりまあせん。
 
血液の流動性を良くする(サラサラ血液)ためには、動物性の脂肪(悪玉コレステロール)を摂りすぎない事、摂ったとしても魚由来の酸化していない良質の脂肪を摂取することを心がけ、代謝を助ける、体に良い水(活性水素水/育成光線を放射する特殊セラミック使用:排毒を促進する機能水)を積極的に摂取するよう心がけることでしょう。
 
また血液の浸透圧を左右するアルブミン(タンパク質)やナトリウムイオンなどのバランスを整えながら血管を強化するためには、塩分を控えめにして、鉄分やビタミンCなどを効率よく摂取し、血管を構成している丈夫なコラーゲン(タンパク)形成を促進してあげることでしょう。(魚料理の時に出来る煮こごり<コラーゲン>などはベスト)
 
また糖尿病などで血糖値が高い状態が続くと、血管の細胞壁が傷つき、その傷を修復しようとしてマクロファージ(貪食細胞)が動員され、血管のプラークが形成されることで、結果的に動脈硬化を促進することになるので、血糖のコントロールが非常に重要になります。
 
また、高血圧を甲状腺ホルモンとの関係から見てみます。
 
甲状腺ホルモンはヨードを材料に甲状腺で作られます(T3、T4タイプがある)が、一般的に、甲状腺ホルモンが分泌されると、血流によって全身に運ばれ、細胞の代謝率を上昇させ、免疫力の向上や体温の保持、皮膚粘膜の強化などを促します。(安定型ヨードは特に海草に多く含まれる)
また、血液中の甲状腺ホルモンの量は、脳下垂体ホルモンから分泌される甲状腺刺激ホルモン(THS)で調節されています。
 
甲状腺ホルモンは心拍数を上げ最高血圧を上昇させるように働きますが、同時に血管の硬直を弛緩させる作用があるため、結果的に最低血圧は低くなるように作用します。
 
ここで注意が必要なのは、WHO(世界保健機構)での高血圧の判断基準は、最高血圧で見るのではなくて、最低血圧(最低血圧が90mmHg以上が高血圧)で判断するよう通達を出しているということです。しかし、日本では営利主義が先行してか、医師でもこの指導に沿わず、最高血圧で判断する傾向をもつ医師が多いので注意が必要です。(いわゆる名医と言われる人はこの事に警鐘を鳴らしています)
 
降圧剤は非常に体に良くなく、一度使用すると一生使用しなければならない常習性を持つので、使用は極めて慎重にしなければなりません。
 
使用に至るとしても最低3ヶ月の検査期間を持ち、最終的判断でどうしても仕方ない場合にのみ使用すべきでしょう。(現実的にはこのような状況に至る前にサプリメントで対応できるので、努力が必要です)
 
ですから体の安定を保つためにはこの甲状腺ホルモンの血中濃度が安定的に保たれることが重要となります。
 
副甲状腺ホルモンも高血圧と関連しますが、特に血中カルシウムイオン濃度に関与し、慢性のカルシウム不足などの時、骨を溶かして一時的にカルシウムイオン濃度を一定に保とうとする働きがあります。しかし、このような作用が骨粗鬆症を助長する原因ともなります。
 
牛乳を飲み続けることで血中にカルシウムが急に溢れると、腎臓ではその濃度を調節しようとして、すぐにカルシウムを体外に排出しようと作用します。その結果、カルシウムが骨に沈着する前に体外に排出され、体がカルシウムを必要とする時には十分量が供給されないため、副甲状腺ホルモンが作用して、再び骨を溶かして間に合わせると言う悪循環が起こります。
 
カルシウムは急激に吸収されるタイプは逆に体にとって良くなく、ゆっくり吸収されるタイプで良質のカルシウム(小魚や海草など)が最適です。



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ガン克服の指標ー③

2012/05/28  カテゴリー/生活の知恵

 ガン克服の指標-①ガン克服の指標-②ガン克服の指標-③ガン克服の指標-④

最近の医学情報ですが、人間の正常細胞がガン細胞の増殖を手助けしているという事実が発表され、一大センセーションを巻き起こしています。
 
これは現代医学ではとうてい説明できない現象であり、「ガン細胞は悪である」という前提に立っている現代医学にとって、理解不能な現象であると同時に、非常に不都合な研究成果であり、黙殺したい結果でしょう。
 
ともあれ、「ガン細胞が悪玉」であっていてくれなければ、成り立たないような三大療法そのものが根本的に見直されなければならない時が来ていることは確かです。
 
結論から申しますと、ガンは「恐怖」の病ではなく、むしろ「有難い」病気と言っても過言ではないでよう。

それまでの誤った生活習慣を根本的に改めて、もっと大自然の摂理に拍子を合わせた生活を心掛け、心と体が喜ぶような食生活や趣味生活を楽しみながら、どんなものにも喜んで感謝して、明確な人生の目標を持って、生き生きとして生活することが出来るようになり、「生きる意味」をはっきり理解出来るようになる大きなきっかけを与えてくれるに違いありません。

それと同時に、カン克服のためには、ガン化を辿ったその原因と経緯をしっかり把握したうえに、適切に対処することが肝心です。
 
糖尿病 でも同じことが言えます。
 
糖尿病の場合一番確実で安全な改善方法が、「運動療法」と並行して、「糖質制限食(特にGI値が低い良質の炭水化物を適切に摂取する)」や「サプリメント(糖の吸収を穏やかにする)」を上手に活用することです。
糖尿病はカロリー制限で対処するのではなくて、「糖代謝」に重点をおいて対処すべきです。
 
インスリンの分泌不足やインスリンの働きが悪い(インスリン抵抗性)のは、もともとは肥満(脂肪細胞の大きさ<直径100μ以上>が問題/TNF-α(インスリン抵抗性)IL-6(炎症)、PAI-1(血液凝固)、遊離脂肪酸(脂肪毒性)などの生理活性物質<悪玉アディポサイトカイン>を分泌する)や糖代謝異常(血液中のブドウ糖過多)が主な原因です。
 
そこで、腎臓の機能がしっかりしている場合は、良質のタンパク質(魚など)や健康野菜などをしっかり摂取して、糖質をコントロールし、栄養やミネラル、ビタミンなどをバランス良く摂取することです。
 
腎臓が炎症を起こしたり、機能が低下している場合は、塩分摂取量や腎臓に負担をかけるタンパク質の摂取量には注意が必要です。
 
血中から細胞内への糖の取り込みがうまく出来ない原因はインスリンの分泌不足やインスリンの働きが悪い(インスリン抵抗性)問題が挙げられます。
 
後者は、インスリンの信号を細胞内に伝えるインスリン受容体の機能低下が主な原因です。
しかし、仮に、インスリンがなくても細胞内のAMPキナーゼを活性化する方法がありますが、それが「運動療法」です。
 
インスリンはインスリン受容体を通じて、AMPキナーゼを活性化し、細胞内に糖を取り込むための道(通路のようなもの)として存在する膜貫通タンパクであるGLUT4(グルット4)をトランスロケーション(転移)して糖を細胞内に取り込みます。
 
取り込まれた糖(グルコース)は細胞内で解糖系やTCA回路(クエン酸回路)を通して燃焼され、一部はATP(エネルギー通貨)として保存され、他は燃えカスとして、二酸化炭素や水となり体外に排出されます。
 
長々となってしまいましたが、少しまとめてみます。
 
ガンや糖尿病などは食生活の乱れやストレス、食品添加物、農薬、環境汚染物質などで体の栄養障害や代謝異常で発症しているので、そのような要因を取り除くことで、人間本来の持つ「自然治癒力」が賦活化されればそのような病気は、切り傷がほっておいても自然に治るように、自然に治癒すると言うことになります。
 
ですから、ガン患者の場合はまず造血臓器としての腸の機能を正常化し、解毒臓器としての肝臓を強化し、排泄臓器としての腎臓の働きを良くしてあげ、ガス交換臓器としての肺の働きを良くしてあげることが重要です。
 
心臓病の原因としては奇形などの先天性疾患などもありますが、動脈硬化や血圧の異常による過負荷などが主な原因です。
 
血圧異常は、血液の流動性の問題、血管の脆弱化(コレステロールやマクロファージなどによる)、腎臓の糸球体濾過機能低下、甲状腺ホルモン異常など様々の原因が挙げられますが、これらを改善することで病状を改善することが非常に重要です。

つづき



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ガン克服の指標ー②

2012/05/28  カテゴリー/健康110番

 ガン克服の指標-①ガン克服の指標-②ガン克服の指標-③ガン克服の指標-④

抗ガン剤を使用し始めて4週間を過ぎると、ガン細胞は耐性を備えるようになり、ADGが作動して、投与した抗がん剤が全く効かなくなるばかりか、更に強力化して、リバウンド増殖することが分かっているからです。
 
抗生物質を大量投与するとMRSAのような耐性菌が発生するのと同じ原理です。
 
ですから次は他の抗がん剤に切り替えると言う風にして、何種類かの抗がん剤を投与しているうちに臓器がボロボロになり、殆ど手をつけられない状態になり、やがて死を待つしかない状態なるというのが一連の流れです。
 
さて、今、最も進んでいる統合医学の分野では、「ガン細胞は赤血球から分化する」「造血器官は骨髄というよりむしろ腸である」というのがサイレントマジョリティーの共通の認識となっています。
 
少し難しくなりますが、今非常に注目されているips細胞の研究ですが、特に京都大学などで人工的にそのような細胞を遺伝子操作などで作ろうとしています。(いくらかの遺伝子操作による危険性も指摘されている。)

この研究は、現代医療にとっていくらかの貢献は期待できるかもしれませんが、むしろ生体の赤血球のメカニズム研究に研究費を費やした方がもっと未来が明るくなるでしょう。
  
ips細胞の研究もある程度有効性があるとしても、人間の生体内には、既にips細胞のような働きや能力を持っている「赤血球」が存在しているのですから、その研究に投入することがより有益な結果をもたらすのではないかと思われるからです。
  
この赤血球の異常が、ガンや様々の病気の大半の原因をつくり出しているので、この「血液の浄化」と「赤血球の正常化」をすることが出来ればガンを含め殆どの病気は自然に治る(自然治癒力によって)ということになります。
実際、食餌療法などで腸(造血)の機能を正常化することでガンを克服している人が沢山います。
 
現在、医師をしている人で自分がガンになった場合、現代医療の三大療法である「切除」「投薬(抗がん剤治療)」「放射線」を選択する医師は殆どいません。
  
大抵の医師はゲルソン療法や断食療法などの食餌療法やその他のサプリメント療法、温熱療法(お灸など)など、様々な代替療法を行って対処しています。
 
患者には三大療法を施し、自分は絶対それを選択しないで代替療法で治すというのは、一体どういうことなのでしょうか?
 
また、「ガンをいついつまでに治す」とかの指標を採用するのではなくて、「5年生存率」という分かりにくい指標を持ちだしているのは、暗に「ガンは治らないもの」という意識を患者の潜在意識の中に植え付けることで、病院や医師、製薬会社側に何らかの利益誘導をするための心理的トリックだといわれても仕方がないでしょう。
 
これも、一般の方々にはほとんど知られていないことですが、ガンはほっておいても、特殊な場合を除いて、殆どの場合が、ガン治療を施すよりも、苦痛もなく、長生きできるという事実です。
「ガン細胞は意味(必要、警告も含めて)があって発生している」ということを忘れてはなりません。
 
ガンは、我々が知らず知らずのうちに体内に取り込む食物由来の有害物質、すなわち防腐剤や保存料などの食品添加物や農薬など、また乳牛や肉牛、豚、鶏などを育てる時に投与される多量の抗生物質やホルモン剤、精神安定剤、その他、牧草を育てる時の除草剤などの残留農薬や、水道水汚染物質(重金属類やトリハロメタンほか数十種類の化学物質など)、更には喫煙、ストレス、公害などといった様々の環境的因子が要因となり、栄養障害代謝障害を起こし、発症します。
 
東洋医学的に言えば、食物やストレス、その他の環境的因子による「血液の汚れ」が一番の原因だということでしょう。
 
そのような有害物質よってあまりに血液が汚染されると、敗血症で死亡するので、生体はそれを防備するために「ガン細胞」を作って、有害物質が血液を通して全身に運ばれないように「(腫瘍を作って)隔離している」ということが様々の臨床データから分かって来ました。
 
特に乳がんについて言及しますと、乳がんは病状が進行すると、石灰化現象が起こりますが、この事はまさに、生体にとっての有害化学物質(たとえばパラベンなど)を石灰で固めて外部に漏らさないようにするための最後の手段だといえます。
 
しかし、皮肉なことにこの石灰化がガン細胞の存在をX線などで、発見される契機となり、都合良く三大療法の採用のきっかけを作ってしまっています。

つづき     



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ガン克服の指標ー①

2012/05/28  カテゴリー/健康110番

 ガン克服の指標-①ガン克服の指標-②ガン克服の指標-③ガン克服の指標-④

昨年の東日本大震災以来、早くも1年以上が過ぎました。
この間、国内外でも何かと激動の連続でしたが、地球星はいまなお、食糧問題や人口問題、環境汚染問題、原因不明の病や難治性の疾病問題など多くの問題を抱えて深刻な状況に置かれています。
 
昨年の厚生労働省人口動態統計によりますと、自殺や震災死亡者(約3万人)も含めて総死亡者126万人中、ガン(悪性新生物)による死亡者が35万8000人と発表されました。
この数字は、なんと死亡者の約3人に1人がガンで死亡している計算になります。本当にゆゆしき事態です。
 
これは一般の患者さんには殆ど知られていないことですが、実際はガンそのもので死亡する人は殆どいないという現実です。
 
死亡の直接的原因は、ほとんどがガンではなくて、「抗がん剤治療」を行った結果、切除や投薬(抗がん剤治療)、放射線などの悪影響(特に活性酸素と薬の毒性、体力低下)で免疫不全や代謝障害を起こし、敗血症(体内にカビや菌が大繁殖する)や多臓器不全などで死亡しているということです。
 
私も、京都での学生時代、医学生とガンのこと(転写酵素や逆転写酵素など)についていろいろ討論したことがありますが、当時はウイルス(DNA、RNA)説や突然変異説などが主に語られていました。
しかし、ウイルスが原因でガン化しているのが分かっているのはB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスによる肝臓ガンやヒトパピローマウイスルスによる子宮頚ガン位だけで、他ははっきりとした原因は不明というのが現実です。(転写酵素うんぬんの問題はこのタイプだけのもの)

その他、ヘリコバクターピロリ菌による胃ガン発生も報告されていますが、はっきりしたメカニズムは解明されておらず、発症頻度も低い(発生率はピロリ菌感染者の0.4%程度/感染者6000万人に対して25万人程度)のでその因果関係を疑う人もいます。
 
また、「ガンが細胞分裂によって増殖する」というのは、当然のこととして一般的に受け入れられていますが、実際人間の生体内でガン細胞が細胞分裂によって増殖している事実を突き止めた医師や学者は世界中に一人もいないという現実があるのも事実です。
 
ただ、人間の生体から切り取ったガン細胞を試験管などの中でその挙動を観察し、「まさに死に向かう細胞」の挙動を、そのまま「生体内でも起こっているはずだ」という憶測で、既成事実化しているという問題点があります。
 
生体から切り離された細胞が正常な挙動をすることが出来ないのは自明の理です。なぜなら、生体内の細胞(ガン細胞も含め)は他の細胞組織との連携で有機的に機能して存在しているからです。(免疫系、代謝系、情報伝達系などと共に働いている)
 
ガン細胞はエイリアンなどではなく、「生体細胞の一部である」 (慶応大学医学部附属病院 近藤誠医師の発言より)ということを忘れてはなりません。
 
また、「血液は骨髄で作られる」という定説も、いまや覆されつつあり、むしろ、「造血は腸で行われる」というのが、様々の臨床データから否定できない事実となって来ています。
 
皆さんはADG(Anti Drug Gene/薬剤耐性遺伝子)という言葉をご存知でしょうか?
 
ガン細胞抗がん剤使用によって、ADG(ガン細胞自らが遺伝子を変化させる)で 「耐性化」する事実は、製薬メーカーだけは知っていて、秘密にされているので、この事を知っている医師は殆どいない(船瀬俊介氏/医療ジャーナリスト)というのが現実です。
 
このことは、すでに1985年、アメリカ国立ガン研究所(NCI)のデヴィタ所長によるアメリカ議会証言で明白な事実となっていますが、日本のマスコミは厚生労働省、製薬会社、マスコミなどと口裏を合わせてこの事に関して報道規制をしています。
しかし、インターネットなどを通じて、たとえ知っている医師がいたとしても、公表しないでしょう。
 
製薬メーカーが作った0.1gが7万円もするような抗がん剤の認可基準が、薬剤投与後、4週間以内に被験者の10人中1人(他の9人に何の変化がなくても)が、少しでもガン細胞の縮小が見られれば、「効能あり」で、すぐ認可されているという現実です。
蛇足ですが、ガン産業の市場規模は約15兆円ともいわれ、巨大な利権が絡んでいます。
 
さて、結論から申しますと、それが半年とか1年とか10年とかでなく、4週間以内でないと困ることがあるからです。

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NEWS-睡眠不足はメタボ(過食)をまねく!?

2012/05/05  カテゴリー/生活の知恵

睡眠不足はメタボを招く!? 過食の要因に

産経ニュース 2012/03/27 14:52更新

赤柴恒人教授 

記事本文

 1日24時間のうち、睡眠時間を減らして日中の活動量を増やすと、肥満を防ぐことができそうだが、実はその逆。米国の研究で睡眠不足はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を招くことが分かってきた。食事と運動、そして適切な睡眠があって初めて生活のリズムが整うという。睡眠の質や時間とメタボはどのように関係しているのか、“睡眠治療”のスペシャリストである日本大学医学部付属板橋病院睡眠センター長の赤柴恒人教授に聞いた。(大家俊夫)

 ◆ホルモンの分泌狂う 満腹感得られず過食の要因に

 「睡眠不足の人は太りやすいということは、米国の研究論文をはじめ、世界の研究者によって疫学的に証明されている」と赤柴教授は語る。

 その研究の一つが米国シカゴ大学による研究だ。同研究では、4時間の睡眠時間で2日間過ごした後と、10時間の睡眠時間で2日間過ごした後のホルモン量を同じ若者12人で比べたところ、4時間睡眠の場合、満腹感をもたらすホルモンであるレプチンは下がり、食欲を刺激するグレリンは上がるという結果になった。レプチンは脂肪細胞から出るホルモンであるのに対し、グレリンは胃から出るホルモンだ。赤柴教授は「これらのホルモンの分泌が狂うと、満腹感が得られず、食欲が増進され、肥満につながるという負のスパイラルに陥ってしまう。睡眠不足は過食をもたらすことが、科学的に明らかになった」という。





 

 

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