| クレアチニン値 | 
2012/04/07 カテゴリー/「お助け」用語辞書
クレアチニン値
 
≪正常値≫
▼ 施設によって若干数値が異なる
 
クレアチニン(Cr:creatinine)は、筋肉へのエネルギーの供給減であるクレアチンリン酸(エネルギー貯蔵物質)が、ADPから無酸素的なATP(エネルギー通貨)を生成する際に代謝される産物(老廃物)で、発生したクレアチニンの大部分は腎臓において濾過されて体外に排出されます。
 
しかし腎臓の機能が低下したり、障害が生じたりすると、濾過しきれずに血中に残るようになります。
 
ですから採血によって、血清クレアチニンを検査したり、尿中のクレアチニン濃度を検査することによって、腎機能の状態を知ることが出来ます。
 
しかし、血中のクレアチニンの濃度は腎機能がかなり低下してからでないと大きく変動しないので注意が必要です。
 
値が高い場合は、腎炎、腎不全、腎結石、前立腺肥大、尿毒症、脱水症が疑われ、低い場合は尿崩症、筋ジストロフィーなどが疑われます。
≪正常値≫
▼ 施設によって若干数値が異なる
| 男性 | 女性 | |
| 血清クレアチニン(Cr)値 | 0.6~1.2(mg/dl) | 0.4~1.0(mg/dl) | 
| 尿中クレアチニン(Cr)濃度 | 20~26mg/kg/日 | 14~22mg/kg/日 | 
クレアチニン(Cr:creatinine)は、筋肉へのエネルギーの供給減であるクレアチンリン酸(エネルギー貯蔵物質)が、ADPから無酸素的なATP(エネルギー通貨)を生成する際に代謝される産物(老廃物)で、発生したクレアチニンの大部分は腎臓において濾過されて体外に排出されます。
しかし腎臓の機能が低下したり、障害が生じたりすると、濾過しきれずに血中に残るようになります。
ですから採血によって、血清クレアチニンを検査したり、尿中のクレアチニン濃度を検査することによって、腎機能の状態を知ることが出来ます。
しかし、血中のクレアチニンの濃度は腎機能がかなり低下してからでないと大きく変動しないので注意が必要です。
値が高い場合は、腎炎、腎不全、腎結石、前立腺肥大、尿毒症、脱水症が疑われ、低い場合は尿崩症、筋ジストロフィーなどが疑われます。
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